韓国映画に出会って3年。勝手にランキング。 表紙にもどる
1位 犬のような日の午後(灼熱の屋上)1995年
ハ・ユミ チョン・ソンギョン キム・ボヨン キム・ミンジョン イ・ギョンヨン キム・スンウ
猛暑の夏のアパ−ト。男たちや亭主の横暴に耐えていた妻や女達。ある若い夫婦の喧嘩
による夫の暴力をきっかけに、怒りが爆発して、その夫を殴り殺して屋上に立てこもり、
女達の反乱が始まる。。
それまでは、女の地位が低く、男の横暴によって悲しい運命をたどる物語が多くて韓国映画
は”暗い”イメ−ジだった。弱い立場だった女たちが団結して、強いもの(男)に抵抗する姿勢
に、痛快さを感じる映画でした。
短いシ−ンにも有名な俳優が登場して、豪華キャストの作品。
ラストに流れるテ−マソングも
ごきげんです。食堂のおばちゃん役の人が歌っていると思われますが、有名な歌手なんで
しょうか?
2位 シュリ 1999年
ハン・ソッキュ ソン・ガンホ チェ・ミンシク キム・ユンジン
日本で 初めてメジャ−になった韓国映画でしょう。
冒頭の、特殊部隊の血で血を洗う訓練シ−ンは衝撃的。日本のテレビで初公開したときは、
その場面はほとんど全部カットされていて、「やっぱりな」と思い、しかしちょっと不満。
ハン・ソッキュが密売組織の親分を追っかけて走るところは、走るフォ−ムが美しくて、
「8月のクリスマス」でシムナの後を息絶え絶えに追って走るかっこうの落差に、さすが〜と
感心してしまいます。
3位 同感 2000年
キム・ハヌル ユ・ジテ
20年のときを越えて、アマチュア無線で交信する大学生の淡い恋物語。
キム・ハヌルがあこがれの人(「シュリ」の落下傘男の役のひと)をみつめる眼差しが
なんともいえまへん。
日本で、キム・ハヌルの役で吹石一恵主演でリメイクされるそうです。昔、近鉄バッファロ−ズの
吹石という選手の娘です。
4位 鯨とり-コレサニャン 1984年
アン・ソンギ イ・ミスク キム・スチョル
乞食の親分と、もてない大学生と、失語症の女の、3人の貧乏珍道中。
女は売春宿から脱走して、やくざから追われる身。
物乞いして恵んでもらったどんぶり飯を3人で仲良く食べるところが、本当にうまそうだ。
名優アン・ソンギ、個人的にこの「親分役」が一番気に入っている。
・・・・・5位以下は順位を限定するのが難しい。
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・ドクタ−ポン 1995年 ハンソッキュ キム・ヘス ユ・オソン
マンションの上下階に住むプレ−ボ−イで子持ちの歯科医と、美しい作詞家のドダバタラブコメデイ−。
今や韓国映画の代名詞、ハンソッキュ氏を始めて観た映画だったので、彼は、ず〜とコメデイアン出身の俳優と思ってました。
ハン・ソッキュが女遊びの疲労とストレスで倒れて意識失った緊急のときに、キム・ヘスが彼の手のひらに鍼をうって、腕を
マッサ−ジして回復させたシ−ンがありました。それで喧嘩ばかりしていた二人が急接近したのですが、
(僕は鍼灸師なので)手のひらに打つ針が何なのか?気になって鍼の先生に聞いて調べたことがあります。
<高麗手指鍼>という韓国独特の鍼の手法だそうです。
・8月のクリスマス 1998年 ハンソッキュ シムナ
駐車違反取締り官のシムナの制服姿がかわいい。
シムナが、ハンソッキュの写真店に、彼が不在(入院中)の間に何度もあてた手紙(ラブレタ−)がどんなんだったのか気になる。
ハンソッキュがエンデイングの曲を甘い声でうたっている。
・美術館の隣の動物園 1998年 シムナ イ・ソンジェ アン・ソンギ
見ず知らずの独身の男女が、アクシデントとはいえ一つ屋根の下で同居するなんて。
イ・ソンジェは、兵役のため、久しぶりの恋人に会う期待だったのに、彼女はいなかった。。
若い男の生理を考えると、よくシムナが同居を許可して、しかも貞操の危機が無かったのは不思議に思う。
ラストのキスシ−ン。シムナは「素」にもどったような、「うれし恥かしい」「いきなりネ」という表情。計算の演技ならすごい。
・将軍の息子シリ−ズ 1990〜1992年 パク・サンミン イ・イルジェ シン・ヒュンジュン
日帝時代の鐘路街のやくざと日本のやくざの抗争劇。孤児だった金斗漢が腕っぷし一つでやくざの親分に出世する。
けんかには強いが、女には弱い。しかも最後にはふられてしまう人間くさいヒ−ロ−だ。
・接続 1997年 ハン・ソッキュ チョン・ドヨン
男女がパソコン通信で、お互いの恋愛の相談をしているうちに、ひかれあってしまうという話。
チョン・ドヨンが玄関にあったあこがれの人の靴に、こっそりと自分足をいれている場面は、女性としては、同感してしまうので
しょうか。
・JSA 2000年 イ・ヨンエ イ・ビョンホン ソン・ガンホ
原作は、主人公の中立国少佐は男で、映画では女性のイヨンエになっている。男ばかりだったら殺風景になっていただろう。
銃撃事件の経緯も、原作と映画とは若干違う。
北と南の兵士の友情が描かれているが、「お互いは敵だ」という教育が”すりこまれている”ことが、悲劇を生んでしまうのだろう。
・春香伝 2000年 イ・ジョヒョン
チュニャン役の娘(イ・ジョヒョン)がまだ16歳とは驚きだ。モンニョンとチュニャンの愛し合う場面は美しい。(ちょっと恥かしい)
「コルセット」の主人公のイ・ヘウンが、ダイエットが見事に成功していた。
40年まえの「成春伝」(催銀姫)と見比べてみたらおもしろいかも。
・301・302 1995年 パン・ウンジン ファン・シンヘ
301号室は過食症の女、302号室は拒食症の女。過食症の女が作る数々の料理の映像が美しい。
・カル 1999年 ハンソッキュ シムナ
バラバラ殺人事件の話し。冒頭の”死体解体”シ−ンは本当に怖い。解体していた体は、薬品で仮死状態なのでまだ生きている
状態らしい。
邦画なら、金田一耕助とか明智探偵が、最後に事件のからくりを細かく説明してくれるのだが、「カル」は不可解なまま終わってしまう
ので、結局は書店で「カルの謎」という本を買ってしまった。
・グリ−ンフイッシュ 1997年 ハンソッキュ シム・ヘジン ムン・ソングン
純粋な若者が、兵役を終えた後、やくざの世界にとびこんでしまう。
親分に認めてもらうために、自分の指をつぶしてしまうところは、やっぱり怖い。
・証言 1973年 シン・イルリョン キム・チャンソク
レンタルビデオ店では「ホワイトバッヂ ファイナル」というタイトルで置いてある。
1950年朝鮮戦争勃発から3ヶ月の惨状を描いている。女子大生役のキム・チャンスクが、戦火の中を必死に生き延びていく。
「シュリ」以前に、北との関係を映像にした珍しい映画といえる。
・族譜 1978年 チュ・ソンテ ハン・ヘスク ハ・ミュンジョン
日帝時代の創氏改名の悲劇を扱った映画。日本人の圧力に抵抗して、改名を拒否していた長老。かわいい孫が、改名しないせいで、
学校でいじめられると聞いて、結局は日本名をうけいれてしまう。
劇場で一度みた作品で、またぜひ観たい映画である。
・桑の葉 1985年 イ・ミスク イ・テグン
日帝時代、貧しい農村。美人妻のイ・ミスクは、生活のために村の男達と体の関係をもち、女たちから非難をあびてしまう。
韓国の田舎の開放的な民族性や、お色気があって結構楽しめる。
「桑の葉2」では、主人公(カン・ムニョン)が、美しさゆえに村の男達にいいよられるところは、「桑の葉」と同じパタ−ンだが、
夫のために絶対誘惑に屈しない気丈な女を演じている。
桑の葉シリ−ズは、ビデオ店で、コリアンエロスコ−ナ−によく置いてある。
・アダダ 1987年 シン・ヘス イ・ギョンヨン ハン・ジイル
これも日帝時代の田舎の話。聾唖だが器量のよいアダダ。「あげまん」といえるアダダであったが、夫が金の亡者になってしまい、
愛人を連れてきて冷たくされたり、追い出されたりする。
お金は本当に人間を幸福にするものだろうか。でも、お金が無いと、精神的な余裕もなくなるのは事実だ。
・敗者復活戦 1997年 キム・ヒソン チャン・ドンゴン
獣医のチャン・ドンゴンと、写真家のキム・ヒソンのそれぞれの元彼女、元彼は恋人同士になっていた。結局はこの美男美女は
結ばれるんだろうという見方で観てしまう。
キム・ヒソンの元彼に対する復讐がコミカルに描かれている。
パン・ミギョンが歌うテ−マ曲も心地よい。