韓国映画の謎
1999年の「シュリ」のヒットから、韓国映画は国内外においてメジャ−になったと言えるのではないでしょうか。
以前は、「韓国人は韓国映画を観ない」とか、 韓国映画は”暗い””マイナ−”というイメ−ジでしたよね。(80年代までの作品)
1990年頃までの映画の謎・・・・<主人公>男は小太り、女は”烈女”ゆえの悲劇
・主人公の男は太ってる人が多い
日本でも、食事情が貧しい時代には恰幅(かっぷく)の良い殿方がうらやましがられたようだ。
その理由からか?、李大根(イ・テグン)や金煕羅(キム・ヒラ)のように、太った人(けっして美男子とはいえない)が主人公の
作品が多い。
・転落する運命の美女が登場
とくに時代物では、儒教の論理、男尊女卑の社会ゆえに、主人公の女が悲劇的な運命を迎える(死んでしまう)結果の作品
が多い。
「妻は男子を産まなければならない」
男子が授かるようにと、老マ−ニム(姑)がマ−ニム(嫁)に過酷な儀式や治療を行うシ−ンが多い。姑のストレス解消にも
みえてしまう。
嫁の体中にお経かなんかの文字を書き込んだり、臍の熱いお灸をしたり。夫婦のベッドマナ−についてもいちいち指図する。
「シバジ」(代理母)の存在
跡取の男子が産まれない両斑の家のために、種受けとしての代理妻の存在を扱った作品。
産まれた子供をめぐって、本妻、代理妻、それぞれ悲しい最後を迎える話が多い。
「シバジ」 「糸車よ糸車よ」 「妖花鏡」 「マ−ニム」など
「離縁された女は行き場が無い」
子供ができない、夫の浮気、暴力などで一方的な理由でも、離縁された女は実家に再び受け入れられてもらえない。
「アダダ」
子ができないことや、夫が浮気をすることは、嫁の努力や魅力が足りないことと、一方的に責められる。「アダダ」
・代表映画の多くはアン・ソンギ(安聖基)主演
アンソンギは人格的に立派で信頼されるので、それがたくさんの映画に出演する理由のひとつでもあるようだ。
・日本人は悪人面
特に時代物(日帝時代)は、日本人が憲兵、警官としてよく登場する。「将軍の息子」「桑の葉」「カッコ−は夜になく」など
無表情で人情も無し。弱いものいじめをするし、「日本語」もカタコト。
・芸能人(俳優)は卑しい職業なのか?
昔は、芸能者は「卑しい」職業として差別されていたらしい。最近まで、歌手や俳優は世間では低く見られていたという。
人気歌手の女性が結婚するときに、その嫁ぎ先の両斑を誇りにする家では猛反対にあった例もある。
映画製作の環境に苦労がうかがえる。